あなたのToDoリストの中で、
普段の仕事が邪魔をして
まだ取り掛かれていないプロジェクトは
いくつありますか?
僕がサッカーをしていたとき、
毎日の練習のあと、ヘトヘトになった状態で
5kmを25分以内に走り切るというのが
自分に課した課題でした。
頭がイカれているでしょう?
当時のチームメイトに会うと、
「本当にお前は鬼のようなキャプテンだった」
と10年以上経った今でも言われます。笑
でも、この厳しいトレーニングのおかげで
心臓がとても強くなったり、
どんなにハードなスケジュールでも
身体を壊すこともなくこなすことが
できるようになりました。
これはチームメイトも
そのような傾向にありました。
1日の練習が終わった後に
5kmを25分以内に走るだなんて、
本当にしんどいので僕もできるならやりたくない…
というのが本音です。
でも、僕には
「サッカーは技術ではなく、スタミナだ!」
という信念がありました。
だからこそこの信念を
チームメイトや監督に伝え、言葉にだし、
そして実際に自分が常に
一番でゴールをするということで
信念を貫きました。
というのも、
サッカーを本気でやれる期限は
限られているからです。
これを数十年も毎日続けるのは、
どう考えても無理でしょう。
決められた期限があったからこそ実行できたんです。
もし、今のビジネスでも期限がなかったら、
立ち上げることすらできなかったでしょう。
期限があることで、その目標を達成するために、
徹夜してでもそれをやり遂げようとするのです。
カセットテープに収録されていた
ジョン・カールトンと
ゲイリー・ハルバートの対談があります。
そこには銀や鉛の概念と、
メキシコの麻薬王について話してました。
メキシコの麻薬王が法律を変えようとすると
従来のように議会を通すことはしません。
その代わりに、
政治家の家に忍び込み、
政治家を見つけて、
銃と銀の入った袋を渡すのです。
そしてこう言ったそうです。
「あなたには2つの選択肢がある。
この法律を変えることだ。
銀か鉛で私たちがあなたを撃って死ぬか、
私たちがあなたを買収して法律を変えるか、
どちらかです。」
鉛と銀、2つの選択肢があるとき、
あなたはどちらを選びますか?
誰でも銀(お金)を選びますよね?
それは間違いありません。
だから、彼らはそうしたんです。
もし選択する期限に追われなければ、
どちらを選ぶこともできないでしょう。
ただなんとんなくある締め切りを、
申し込むのかしないのかを
絶対に決めなければいけない締め切りに変えるために、
やるべきことをやりましょう。
それは、SNSや自分のリストで告知することです。
大規模なイベントを開催するのです。
壁やホワイトボードに、
それを成し遂げることで得られる
自分自身への大量のご褒美を書き出し、
常に目につくようにしましょう。
鉛でも銀(お金)でも、
ずっと欲しかったバックでも時計でも、
いきたかった場所に旅行をすることでもいいです。
そうすることで、商品を売るために
やらなければならないと思っている
不要なことをすべて切り捨てることができます。
あなたの期限は、いつまで?
ー柳岡亮