From:柳岡亮
ダン・ケネディが唱える「錬金術」。
これは、シンプルに言えば
知識を行動に変えて、情報をお金に変える。
ということを我々に教えてくれています。
つまりは、
知識を知識にする、
情報を情報にするだけでは
意味がないということ。
一般的にコンサルタントは、
リサーチなどの結果から得たデータ集計して、
その結果をグラフなどを用いて
見た目のこだわった報告書として提出したり、
スライドを使って会議でプレゼンしたり、
3文字の専門用語を、これでもか
というくらい使いまくって
自慢気に話すのが大好きな人たちです。
でも、僕はそんなことはしません。
僕にとって大事なのは、
おしゃれで目立つような飾られた言葉ではなく、
「実践できる『本質』」です。
たとえば、
つい最近、話しをした
人材紹介会社の会長との話し。
「10万円で自己紹介文を書いてもらったんだけど
めちゃくちゃ良くて、その人にコンサルをお願いしてる」
と言っていました。
僕はその話しを聞いて
「そのプロフィールをどういう方法で
会社の利益につなげれるんですか?」
「そのプロフィールは、どこにどうやって使って
10万円を回収するか目処はついているんですか?」
こんな感じの質問をして、
ものすごく嫌そうな顔をされましたが、
一切具体的な回答はかえってきませんでした。
もちろん、この会社とは
コンサルの契約になることはなかったし、
このような考えの社長をコンサルしても
その投資で、どれだけ儲かるか?
これを考えていない社長は
僕のチカラではどうすることもできないので
コンサルをお願いされても断ります。
あなたもこれから情報を発信し続けたり、
ある程度、売上が増えてくると
何十人、何百人という人が
あなたの財産と時間を奪うために
メールやSNSなどを使って営業をしてくるでしょう。
その際に、自分にとって価値のある情報かどうかを
判断するための質問があります。
それは
「この情報をもとに
私がどうやって具体的に行動すれば、
利益につながるのか?」
これを答えれるかどうかが
相手の情報、相手の本質を見抜くポイントになります。
たとえば、つい最近では
「ホワイトペーパーを10%オフで作ります!」
みたいな営業がありました。
僕からすると
「で?」という感じ。
ホワイトペーパーを使って、
具体的に僕がどんな行動をして、
何をしたらどれだけの利益が見込めるのか?
こんな内容を、営業する段階で
入れ込んでおかないと、
そりゃシカトされます。
しかも10%オフも微妙過ぎる。
なんで、お願いされているのに
こちらがお金を払わないといけないのか?
ということを誰でも思うのを
いざ自分が営業するとまったく分かっていないんです。
このような営業メールを送ってきたのは
とあるマーケティング会社でしたが、
マーケティングの「マ」の字も理解していない会社です。
マーケティングというのは
どこまでいっても「顧客理解」。
つまり、
お客さんが欲しいと思うものを
目の前にもっていくこと。
そうすれば、営業なんかしなくても
欲しかったら勝手に買ってくれる。
これが理解できないうちは
マーケティングは語らない方が身のためです。
もっとシンプルに言えば、
行動に移せる情報だけを行動に変え、
売上につながる情報を売上に変える。
このようなことを見極めていくことが
情報が増え過ぎた現代における
あなたが無駄な時間、労力、お金を
使わされないための本質です。
ですので、先程の質問を、
これから出会うコンサル、コーチ、専門家など
すべてにぶつけてみてください。
そうすると、
みんなイヤな顔をします。笑
コンサルタントのほとんどは、
情報の価値も分からない
「ノウハウコレクター」を
クライアントにすることで儲けています。
だから、ノウハウコレクターを
ターゲットにしているような人種は
無視しましょう。
関わるだけ時間の無駄です。
あなたが自分の利益を出すために
必要だと判断できたのであれば、
僕はとめませんが、
具体的にどんな行動をして
どれくらいの利益がでるのか?
このような道をしめせない専門家は
専門家ではないので
気をつけてくださいね。
知識を行動に変えて、情報をお金に変える。
知ってるだけじゃ意味がない。
行動して得た情報を元に
テスト改善をして、お金に変える。
たったこれだけ。
シンプルなことをコツコツ愚直に
やり続けれた人だけが、
5年、10年、20年と生き残っていきます。
ーやなぎおか