起業家自身の意見が原因で、
素晴らしい商品がお客さんに
存在していることすら知られることもなく、
毎年多くの会社が倒産していっている。
つまり、
ビジネスを成功させるかどうかは
あなたの意見は重要ではないと言うことだ。
「この商品はいいですよ!」
「こんなに優れています!」
「他のどこにも負けません!」
このような
押し付けがましいマーケティングをしたら、
顧客は離れていってしまうだろう。
そして、
ビジネスをダメにするのは
起業家自身の意見だけではない。
顧客の意見に耳を傾け過ぎることでも
びじねすをダメにしてしまうことも少なくない。
「お客様は神様」なんて言葉があるが、
お客様は人間であって神様ではない。
そして、人間は見栄を張りたがる生き物なので
自分が良く見えるような発言をする。
自分にメリットがある言葉しか言わないのだ。
つまり、必ずしも
お客さんの意見が重要とは限らないのだ。
ちょっと想像してみてほしい。
あなたがFacebookやメールで
アンケートをとったところ、
「新しいセールスレターやビデオ、
マーケティングキャンペーンは、
あまり好きじゃない」
と言われたとする。
でも、顧客が僕らに言うことと、
彼らが実際に行動することは、
まったく逆のものなのだ。
このような意見があった時の方が
売上は普段よりも多いのがほとんど。
あなたはこのことを
知っているだろうか?
他にも例えば、
あなたはお客さんに
「ABCを買いますか?」と聞いたとする。
そうしたら、みんな「イエス!」と言うだろう。
でも、いざ発売してみると…
まったく売れない。なんてこともよくあること。
あるいは、
お客さんはあなたにこう言うだろう。
「聞かれた時は欲しかったんだけど、
もう少し考えてから買うね。」と。
世界の大企業でも失敗した事例があって
顧客の声を重視し過ぎて大失敗したのはマクドナルドだ。
マクドナルドは、
顧客の上辺だけの意見を信じ込んでしまって
身体に悪いジャンクフードを提供することで
儲けているファーストフード店と言うことを忘れ、
健康的なフレッシュなサラダを販売して
大大大失敗したと言う過去がある。
ビジネスで成功するために
「意見を聞く」必要はない。
もしあなたが自分の意見を捨てて、
数字とお金とデータを基準にすれば、
あなたもほぼ確実に成功できるのだ。
起業家が成功するための
唯一の道は「数学」だ。
お金をいくら使っていくら儲けたのか?
と言うこと。これをデータ化するのだ。
自分の意見は一旦おいといて
顧客が何にお金を使っているのか
まずはこれにフォーカスしよう。