「どうやったら、
夢中になれるようなことが
見つかりますか?」
と聞かれることがある。
自分のやりたいことが分からない、
このような状況に僕はなったことがないが、
意外とそういう人は多いと感じる。
まず最初に言えることは、
やりたいことや夢中になれることは、
探すようなものでは無いということ。
これはすべてに言えることだが、
そもそも僕は「個人の力」を信じてない。
僕の頭の中にあるのは、
ひとつの大きな川だ。
そこで、浮きながら
どんぶらこと流されているのが
ぼくら人間である。
必死に手足をバタつかせれば、
川の対岸に行けたりすることも
あるかもしれない。
頑張って、練習すれば、
泳ぎが上手くなるだろうし、
もともと泳ぎの能力が高い人も
中にはいるに違いない。
でもそれでも、
流れに逆らって泳ぎ続けることはできない。
下流に向かって
ただ流されるしかないという点は、
みんな一緒なのだ。
だから、ぼくは
ムダな努力はしない。
流れにしたがってみるのだ。
力を抜いて水面に浮かんでいれば、
余計なストレスはないし、
運悪く水を飲んでしまって、
苦しい思いをすることもない。
快適に、どんぶらこできるのだ。
そうやってリラックスしてると、
ときどき川のどこからか
「果物」が、こちらに流れてくる。
手を伸ばして手にとり、
かじってみると、とてもうまい。
そつやって、次々に視界に入る
「果物」に夢中になるのが
ぼくの人生でもある。
この「川下り人生」を楽しむうえで、
大事なことは2つある。
まず、自分から「果物」を
探し求めたりしないこと。
人が食べているものを
うらやましがって、
必死にそれと同じものを
手に入れようとしても疲れるだけ。
そして、その果物が
自分の口に合うともかぎらない。
もう1つは、
少しでもうまそう、、、と思ったら、
好き嫌いせずに手を伸ばしてみること。
「やりたいことがない」という人は、
実は気になっている「果物」があるけど、
色々と言い訳のをつけて、
それをなかったことにしてるだけにすぎない。
内心で周りからの目を気にしていて、
「これやっても、かっこよくないな…」とか
「こんなことやっても、お金にならない…」などと、
自分にブレーキをかける必要はない。
気になったのなら、
まずはそれにかぶりついてみるべきだ。
僕も先日、小学生に
サッカーを教えることにかぶりついた。
正直、金にはならない。
この時間を自分の商品を売るためなどに
使った方が金にはなる。
もっと言えば、映画をみたり
本を読んだ方が自分のビジネスを
伸ばせるかもしれない。
でも、僕は自分の直感を信じている。
「あ、これ面白そう」と
単純に思ったことにかぶりついたのだ。
僕が今、この仕事をして
会社を設立するまでになったのも
たまたま興味があったことに
かぶりついたからでしかない。
その結果、週刊エコノミストなど
メディアに複数出してもらえたり、
本も出版したり、講演依頼がきたり、
目の前に流れてきた「果物」に
とりあえずかぶりついたからこそなのだ。
あのとき、ファネル構築に
ハマってなかったら、
僕はオンラインビジネスや
色んな起業家のサポートをする
巨大な「果物」に出合うこともなかっただろう。
きっと、オンラインゲームをやるだけの
アルバイトや会社員を続けていたはずだ。
(それはそれで楽しかったかもしれない)
あなたも気になっていることを
3つ挙げてみてほしい。
あなたの「果物」は
どんなものなのだろうか?
自分の直感に流されてみて、
流れてきた果物で
少しでも気になれば
迷わずかじってみよう。
めっちゃうまいかもしれない。
今日も、最後まで読んでくれてありがとう。
ー柳岡亮
PS.
忘れないでください。
僕らは、僕らが目標とする成功まで
あとチャレンジ1回のところまできていることを。