From:柳岡亮

僕たち起業家の多くは、
投資収益率(ROI)が
すべてという世界に住んでいる。

何をするにしても、
その時間がどこに行き、
どのようにお金になって戻ってくるのかを
意識するということ。

ビジネスでも人生でも、
目標を達成することができない
ほとんどの人はやるべきことを
先延ばしにしているだけだ。

その理由は、
投資に対するリターンが見えないから。

僕の場合、
陸運局に行くときなど、
それがよくわかる。

新しい車を買って
陸運局に行かなければならないのに、
2年も先延ばしにしていた。

理由は、
いつも混んでいて
”待ち時間が無駄になる”
このように思ったからだ。

だが僕は、
その時間を本を読む時間や
ブレインストーミングの時間と考えることで
ROIが生まれたのだ。

このようにROIには、
他にもいろんな種類があることを
忘れないで欲しい。

例えば、
家族と過ごす時間、
尊敬する人との関係構築、
お金の貯蓄と運用、お金の節約、、、

などなど。

どれも価値のある投資ではないだろうか?

お金を稼ぐことは、
ビジネスにおいて最も大切なことだ。

しかし、
すぐにRO Iが見つからない仕事に対して、

モチベーションをすぐに
見つけることができないとき、
何か他の角度から見て、
それを行動に移せばいいわけだ。

例えば、ウチには夏になると
息子と駐車場でプールに入る。

プールを膨らませて、
水を入れて、水が少し温まるまで
2時間ほど待っているのは耐えられない。

そこで、子供と一緒に過ごす
ということに焦点を変えれば

それがROIの新しい指標となり、
投資したいと思うようになるわけだ。

そこで僕は、
プールの準備はできるまで
息子とサッカーをして遊んだ。

僕にとってこのROIは、
待ち時間を完全に価値あるものにしたのだ。

これらのことからわかるように
起業家がやる気を感じるためには、
「ROI」が必要だと知っておこう。

ーやなぎおか