From:柳岡亮

世の中には、
問題を発見する人と
解決策を発見する人の
2種類の人がいる。

問題を見つけるのが
得意な人のほとんどは、

ちょっと考えれば
答えが見つかりそうなものを
見つけるぐらいのレベルだ。

これは、
人間が本来持っている能力が
習慣化したようなもの。

「ここに問題があるな…」

このようなことは
普段の生活の中である程度
誰でもわかる。

例えば、
過去20~30回のメール、
テキスト、投稿、またはチームや上司、
パートナーとの会話を
少し振り返ってみるといい。

そのやり取りのすべてが、
問題の特定や解決策を見出すことに
集中してないだろうか?

では、どうすれば、
問題を見つけることではなく
”解決策”を見出すことが
できるようになるのだろうか。

まず最初のステップは、
自分が答えを出す能力に
自信がないことを認識することだ。

解決策を実行に移す前に、
第三者からの意見を求める必要が
あるかもしれない。

ですが、面白いことに、
もしあなたが
第三者の意見を求めるのをやめて、

ただやってみれば、
この問題は解決する。

その理由の1つは、
あなたが解決策を探しているのではなく、
問題を探しているだけという
可能性があるからだ。

もう一つの理由は、
シンプルにモチベーションが低いから。

じゃぁ、
このように考えてみるといい。

問題を発見することは、
世界で最も簡単なスキル。

全人類がその方法を知っており
それをうまくこなすことができる。

でも、問題を解決して、
解決策を見つけることができるのは、
ごく一部の人たちだけ。

・・・

もし、あなたが他の人よりも
優秀でありたいと思うのであれば

解決策を見つけることは、
昇給、転職、売上アップ、
知名度アップ、権力の獲得、、、

などなど、
さまざまな場面で活かすことができる。

そして、あなたが
このようになる理由は
もう一つあります。

これは、実は
あなたのせいではありません。

たくさんの問題が一度に起こっていて、
解決策を見つけるために、

それを考える余力がないだけ、
脳を十分に休ませていないだけ。

解決策を見つけるには
クリエイティブな要素が必要で、

そのクリエイティブを発揮するには
環境が必要というのを忘れないでほしい。

創業当初、
僕は1年分の決断を
1日でやったことがある。

これは本当に疲れる。

1日の終わりに、
僕はリビングのソファで
横になっていた。

いくら考えても
解決策を見つけることができず、
問題点だけしか見れなかった。

そこで、昼寝をしたり、
子供と散歩したり、
サウナに行ったり、
筋トレをしたりすると、

脳がリセットされて、
クリエイティブを発揮することが
できるようになる。

もし、あなたが
過去の僕と同じように
疲れを感じて考えることができないのであれば

まずは脳をリセットして、
問題解決を可能にする環境を
整えることから始めてみよう。

ーやなぎおか