マーケティングに関する
メールや投稿、広告に対して、
「メールや投稿は、もうやめてくれ!」
というような
返信をしたことがある人は
どれくらいいるでしょうか?
というのも、
専門家は常に
マーケティングについて学ぶ方法を探していて、
たとえ、そのマーケティングが
気に入らない戦術であったとしても、
そのやり方を学ぶことができます。
僕が
とある人材紹介サービスの
立ち上げを手伝ったとき、
知り合いの経営者の一人が
人材派遣の立ち上げをしたいと話していたので
その人に、このサービスを教えてあげました。
彼は、僕に感謝して
すぐに登録し、このサービスのことを
周りにも話し始めたのです。
数日後、彼から1通のメールが届きました。
「お願いがあるんですが、
僕をこのサービスから削除してくれない?]
・・・
僕は正直、彼が
何を言っているのかわかりませんでした。
「こんな貴重な機会は滅多にない。
時間をかけて学ぶべきだ!」
と返事を書きたかったのですが、
あまりにイラッとしたのと、
彼のことを思って手配したのに
こんな返事をもらって
悲しかったので書きませんでした。
彼はマーケティングと
人材派遣のノウハウを学ぼうとしていました。
彼は、史上最速で成長している
人材派遣会社の舞台裏に
アクセスすることができたのです。
彼は、マーケティング資料を
毎日メールで送ってもらっていました。
しかし、彼は
「これは人材派遣会社を
どのように 立ち上げるかについての
本当に良いケーススタディだ!」
と言う代わりに、
送られてくるメールや資料に
腹を立てて、送るのをやめるように
僕に頼んできたのです。
自分のビジネスを成功させるために
マーケティングを学ぼうとしている人たちが、
送られてくる有益な情報に怒るなんて、
本当にあきれてしまいますね。
ビジネスを成功させようとしたら
専門性や業種に関係なく
マーケティングを学ばなければいけません。
しかも、ただ学生のように
受け身で学ぶのではなく、
自らが夢中になって勉強することが必要です。
ー柳岡亮