From:柳岡亮
ほとんどの社長は、
経営計画をたてるとき
「売上目標は〇〇万円だ」と考えます。
そして、売上目標から
逆算して行動を考えていきます。
でも、キャッシュを残せる社長は違います。
キャッシュから逆算して
ビジネスモデルをつくるんです。
どういうことか?
「キャッシュを〇〇万円残したいから、
利益を〇〇円あげよう。
そのためには売上を〇〇円あげる必要がある」
このように考えます。
その理由は、
売上をいくらあげたとしても
利益が増えない場合があるからです。
また利益が増えたとしても
キャッシュが増えない場合もあります。
実際、こうした事例は沢山あります。
ですから、そうならないためにも
ビジネスの目標をたてる時は、
社長が手元に残したいキャッシュから
逆算してビジネスモデルをつくることをおすすめします。
ただキャッシュを逆算というと、
ちょっとややこしいので経常利益を増やすには?
と考えるといいです。
そして、ここでよく勘違いしてしまうのは
キャッシュを増やすために働く時間を
2倍にする必要はないということ。
例えば、営業利益が100万円あるとします。
税金は実際は営業利益の40%程度ですが、
わかりやすくするために50%で考えます。
となると、支払う税金が50万円、
経常利益も50万円になります。
仮に経常利益を50万円ではなく、
100万円稼ぎたからったらどうか?
営業利益の50%が
税金でとられることを考えると、
営業利益を200万円にする必要があります。
では、営業利益を2倍にするために
2倍の労働が必要なのか?
自治はそんなことはありません。
ここがポイントだったりします。
よほどの成長をしていなければ、
役員報酬、人件費、販売費用は
大きくは変動しません。
そう考えうrと粗利を700万円ではなく
800万円にすれば、
営業利益はすぐに200万円になります。
されに言えば、
粗利を800万円にするには、
原価率70%を加味して計算すると
800÷70×100=1142万円です。
売上を1142万円にすることができれば
粗利を800万円にすることができるわけです。
つまり、粗利を800万円にできれば
営業利益を2倍になり、
手元に残る経常利益も2倍になるということ。
さらに言えば、
実は売上を1.2倍にできれば
経常利益を2倍にすることができる、
というわけです。
大抵の場合、
年度末に会社の利益がでそうなとき、
どうせ税金でとられるから…
とスピードダウンする人が多いです。
しかし、実は利益がでているときこそ
「あともう一踏ん張りして、
利益をもっと稼ごう!」
と考えてみてください。
この考え方さえみにつけば、
実は利益やキャッシュを増やすことは、
それほど難しくないことにきがつきます。
すると、かなりラクに
キャッシュを貯められるようになります。
は利益がでているときこそ
「あともう一踏ん張りして、
利益をもっと稼ごう!」
と考えてみてください。
ーやなぎおか
PS.
忘れないでください。
顧客の獲得に一番お金をかけた人が
最後には勝ちます。