From:柳岡亮

もうすぐで2022年も
残り2ヶ月ちょっとです。

気付いたら夏が来ていて、
また冬になって次の年になる…
なんてことはよくある話です。

「2022年は二度と来ない。何をするか?」

サラリーマンだったときには
こんなこと考えもしなかったんですが

毎年、毎年、何もしなくても正月が来て
新しい1年がきます。

仕事が成功しても、失敗しても、
絶対に新しい年はきてくれます。

約束通り、僕たちの元には
毎年、新しい1年が来てくれて、

その都度、
新しいフレッシュな気持ちにさせてくれます。

毎年、毎年の時間を
有益に使っても無益に使っても、
新しい1年は来てくれるので
ぼくらはよく勘違いをしてしまいます。

それは、この1年は有益に使おうが
無益に過ごそうが時間は無限に湧いてくるものだと…

しかし、現実というものはご存知のように、
1年が何度も何度も繰り返して来てくれるわけではなく、
どの1年も、たった1度しか来てくれません。

「また新しい2023年が来た」と思っても、
2022年という1年は、もう二度とやってきません。

無益に使ってしまったのなら、
その時間というのは一生取り戻すことができません。

個人的な話をすれば、
僕には5歳の息子がいます。

そして、この年令でこの子と一緒にいられるのは
2022年しかなく、もうすぐ終わってしまいます。

当たり前ですが、
2023年は6歳になってしまいます。

そして、その時期の子どもは
1歳違うと、全然違います。

めちゃくちゃかわいかった子が
生意気な口をきくようになったり
怒りをぶつけたりしてきます(^_^;)

今日、たまたまiPhoneで
2、3年前の写真を見てました。

すると今とは全く違う、
小さくて幼い息子が写ってました。

あの頃の時間は二度と戻ってきません。
そのときの息子にあいたくても、
もう会うことは出来ません。

子どもに例えると非常に分かりやすいんですが、
子ども以外でもこの事実は変わりません。

ビジネスも、あなたも、あなたの家族も、
あなたの同僚も、部下も…みんな同じです。

なので、大切なのは後悔しない時間を使うことです。

与えられた時間を、毎日、
充実させて消費することです。

今年2022年も、
毎年、毎年ルーチンのようで
実は一回こっきりしか来ません。

もしかしたら
二度と会えなくなる人が出るかもしれません。

もしかしたら、
仕事も最後の仕事になるものがあるかもしれません。

僕は母子家庭で育ったので
母方の祖母と過ごす時間も多くて
ぼくにとっては2人目の母親のような存在でした。

そんな祖母ですが
2020年の11月に肝臓ガンで
急に亡くなりました。

朝の6時くらいに母から電話があって
「昨日の夜倒れて、もう危ないから
 会いに来るかどうか考えて」
ということを言われました。

ぼくは名古屋に住んでいるんですが
祖母は北海道にいるので
すぐに準備してその日の11時の飛行機に乗って
14時過ぎに札幌の病院につきました。

ぼくがついた時にはまだ意識があって
顔を見ることが出来ました。

でもいつも元気な姿しか知らないので
酸素マスクなどでベッドに横になっている
祖母を見てショックが大きくて
ほとんどまともに話すことができませんでした。

その後、
母と一緒に医者から祖母の容態を聞くと
とりあえず山は越えたから大丈夫。

と言われたので
一旦、家族みんなで実家まで帰ることにしました。

この時ぼくは
「ばぁちゃんしんどしだろうし
 今は休ませてあげてまた明日会えばいいや…」

こんなことを思って、
そのまま家族と一緒に実家に帰りました。

そして19時頃に実家につくと
祖母が亡くなったと連絡がありました。

最後のチカラを振りしぼって
ぼくが会いに来るのを待ってくれていたんです。

この時からぼくはずっと後悔しています。
なんでもっと会いに行ってあげられなかったんだろう。
病室で会ったときに、もっと話せば良かった。

ぼくにもっとお金があれば
人間ドックを受けさせてあげれれば
ガンだってもっと早く発見出来たかもしれないのに。

祖母が亡くなってから1年以上経ちますが
未だに、このようなことを思って後悔しています。

まさかあんなに元気だったのに…

このようなことは突然やってきます。
なのでよく考えましょう。

「2022年は二度と来ない。何をするか?」

ぼくのように後悔しないように、
コンフォートゾーンにとどまらないでください。

明日でいいや、また今度でいいやと言って
後回しにしないでください。

利益が出るからと言って、
馴れた仕事ばかりしないでください。

馴れた仕事、楽な仕事は人間を内面から腐らせます。

是非チャレンジしてください。

失敗する確率の方が高くても、
それを計算に入れながらチャレンジしてください。

自分の能力を最大限、発揮して、
今以上に貢献できる仕事をしてください。

そうすることで
他人に貢献することができるようになります。

他人に貢献している実感を感じるとき、
人は本当の意味で幸福になります。

小さく生きないでください。

起業家が小さく生きたら希望もクソもありません。
起業家は大きな夢や目標を追いかけて、社会を動かし、
まわりの人を豊かにすると同時に、刺激して、
引っ張っていく必要があります。

それが本当の起業家です。

儲かった金の額などではありません。
スポーツでも記憶に残る人、見る人に勇気を与える人は
限界を超えたプレイにチャレンジする人で、
年俸の高さではありません。

ぼくを見てくれている人の記憶に残るような
見る人に勇気を与えられるような

常にチャレンジして限界を超えていく
そんな存在になれるように日々活動していきます。

もう同じ後悔はしません。

「2022年は二度と来ない。さぁあなたは何をする?」

ーやなぎおか

PS.
ほとんど自分に向かって言いました