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https://youtu.be/Ron-j5UdTJ0

From:柳岡亮

最近、TVの視聴率が下がっている、
という話をよく聞きます。

というのも、先日
日経新聞を読んでいたときの記事でも

「日本の人気女優が主演でも視聴率二桁いかない」

という記事とともに
最近のドラマの視聴率が掲載されていました。

1位、2位はNHKの朝ドラで
視聴率は15〜20%ぐらいだったと思いますが
3位以降は10%に届かないデータでした。

それは、ネットやゲームの出現によって、
空き時間の過ごし方が変わったからとか

テレビをアプリで見れるようなサービスの登場で
後からでも視聴できるモノは
リアルタイムで見る人が減っている
と説明がされています。

確かに、それは正しいかもしれませんが、
「TVが面白くなくなっている」
というのも要因でしょう。

僕が大好きだった
「めちゃめちゃイケてるッ」
という番組も数年前に終わってしまいました。

この番組の岡村隆史さんが
色んなことにチャレンジしていくシリーズが大好きで

松岡修造さんとのテニスだったり
ホールインワンを目指すゴルフだったり
エグザイルとコラボするオカザイルだったりと、

岡村隆史さんが自分の限界を超えて
新しいことにチャレンジしていく姿を見て
それこそ、「めちゃめちゃイケてるッ!」と
思っていました。

オカザイルなんかは当時
ビデオテープに録画したのを何回も見て
テープが擦り切れるくらい見ました(^_^;)

こんなに面白かった番組も
理由は知りませんが終わってしまったんですよね。

このように面白い番組が終わってくのも
「教育に悪い」
「いじめを助長する」
「低俗だ」
みたいな抗議を受けて、
それにTV局側が委縮していると聞きます。

でも、そんな風に思っている人は、
全体からすればそれほど多くはないはずです。
(そもそも抗議するくらいなら、
 見るなよ、そして見せるなよって思いますが…)

そんな一部の声に惑わされ、
テレビ制作側が委縮することで、
誰にも面白くない番組が出来上がっている、
というのが現在のTVの状況だと思います。

その結果、僕自身も
最近は毎週楽しみにしている番組が一つもありません。

テレビをほとんど見ないということもあるんですが
忙しいときでも面白い番組があれば録画をして
ご飯を食べる少しの時間にでも見ていました。

このままだと、
テレビ自体がなくなっていくような流れですが

まぁTVがなくなっても、
ほとんど見ない私には関係がないですが…(^_^;)

この話から、何が学べるのか?

それは、
あなたのウェブサイト、コピー、商品が
同じようになっていませんか?
ということです。

全員に大ウケするものなんてありえません。

ある一部の人でいいから
その人が120点をつける商品を
徹底的に考え、作りあげること。

USPを作る、ターゲットを絞る・・・
どれも結局同じことを言っている、
というわけですね。

逆を言えば、
こちらに合わない人を切っていくのも
マーケティングなのです。

利益が出て、価値観が合うなら言うこと無し。

利益が出ない、価値観も合わないなら当然、無視。

利益が出ても価値観が合わなければ、やるべきじゃない。

価値観はピッタリだけど、利益が出ないなら。。。
利益が出る方法を考える。

ーやなぎおか

PS.
昔販売されていた
AXEっていうデオドラントスプレーを知ってますか?

スプレーしたら、女性がしこたま寄ってきて
モテモテになる!というCMが
一時期話題になりました。

このCMを信じた方がインドで
「7年使ったのにモテないじゃないか!」
と訴訟になったそうです。

そして多分、これは初めから
想定内だと思います。

このような訴訟やクレームを恐れて
あの強烈なCMを作るのをやめていたら…


AXEはまったく売れなかったでしょう。