佐藤さんと田中さんが
3ヶ月後にパン屋さんをオープンする。

中身はまったく同じの
フランチャイズのパン屋さん。

【3ヶ月前】
・佐藤さんは頑張って
 美味しいパンの研究をしていた。

・田中さんは周辺10キロに
 3ヶ月後にオープンをする
 チラシをポスティングしていた。

【2ヶ月前に】
・佐藤さんはさらに頑張って
 美味しいパンの研究をしていた。

・田中さんは周辺10キロに
 2ヶ月後にオープンをする
 チラシをポスティングしていた。

【1ヶ月前に】
・佐藤さんはさらにもっと頑張って
 美味しいパンの研究をしていた。

・田中さんは周辺10キロに
 1ヶ月後にオープンをする
 チラシをポスティングしていた。

【オープン1週間前】
・佐藤さんはお店の前を通る人に
 チラシを渡すようにした。

・田中さんは周辺10キロに
 30名限定食パン一斤プレゼントの
 チラシをポスティングした。

そしてオープン当日どうなったか?

佐藤さんのお店はガラガラ。

田中さんのお店は
閉店まで行列が絶えなかった。

売っているパンはまったく同じもの。
フランチャイズだから生地も焼き方も
同じものを提供してるのに
この差が生まれるのはなぜだろうか?

これが、
マーケティングをするかしないかの差。

日本公庫から
3000万円ほどの融資を受けて、
失敗ができない店舗オープンでも

ほとんどの経営者は
佐藤さんと同じことをしている。

そして、ネット集客をされてる
89%の人も同じことをしている。

つまり、良い商品があれば
勝手に売れると思っている状態。

そして、この田中さん
実はズルをしていたのだ。

田中さんは、集客のプロに
マーケティングを教わっていたのだ。

もちろん、フランチャイズと言えども
田中さんの個人的な契約なので自腹ではある。

でも結果をみると、
1人でなんとかしようとした
佐藤さんを見ると、

田中さんの判断は
間違いではなかったと言えるだろう。

どんなビジネスも同じ。
わからないからこそ、
その道の専門家に相談するのが最短距離。

それなりに費用はかかるけど、
補助金の対象にもなっているし、
未来の売上を考えれば
投資にもならないことがほとんど。

時間は有限。

限られた時間の中で、
自分の得意な分野で勝負する時間を増やすために
どこに投資するのか学ばせてもらった事例だ。

PS
僕にも師匠がいる。
今は直接は教わっていないけれども、
何か成果があるたびにちょくちょく報告している。

PSS
どんな人にも師匠やコーチのような存在は必要だ。
あなたの成功を一緒に喜んでくれる、そんな人を見つけよう。

ー柳岡亮