From:柳岡亮

僕たちの脳に選択肢は2つ。

1つは
不安や痛みから逃げる。

もう1つは
快楽の方へ向かう。

このどちらかだ。

これを上手に利用すれば、
今よりも多くのことを
成し遂げることができる。

例えば、
あるウェブサイトの立ち上げに、
必要以上に時間がかかってしまったのは
自分の仕事を先延ばしにしていたから。

僕は、自分の担当箇所を
先延ばしにしていたのだ。

何度取り掛かろうとしても
それをやらなくていい方法を
考えるようになっていた。

僕は20分でできる仕事を
6日間も先延ばしにしていた。

では、脳が本来持っている
「喜びを見つけ、痛みを避ける」
という性質をどう使えばいいのだろうか。

僕らがやるべきことは
脳が「これが欲しい!」

と思うような、
喜びや成長を感じれるつくること。

それがステップ1。

ステップ2は、
その辛い作業が終わるまで、
喜びを感じることができないと
自分に言い聞かせること。

ステップ3は、
次に同じことが起こったときに
やらないと何が起こるかを、
きちんと認識すること。

そして実際にやってみると、
頭で考えていたほど
嫌な作業ではないことを思い出す。

僕は筋トレで
よくこれをやっている。

平日は、朝昼夜ご飯を制限し、
同じものを食べて過ごす。

最初は、お腹が空くし
食べ物も飽きるし
正直なところ最悪だった。

なぜ、そんなことをするのか?

毎朝、体重計に乗って身体を測定したり
身体に筋肉がついていくのを見ると
すごく嬉しくなるからだ。

いわゆる、
自分が成長しているという快感。

食べ物の味や満腹感、
食べたいものを我慢する、
外食にはほぼ行かないなど、
すべてを犠牲にしてもいいくらいでした。

やりたくないことをやっても、
その苦痛に打ち勝つような
大きな喜びを見つけよう。

その喜びを見つけることで、
辛いことでもコツコツと
継続することができるようになる。

ーやなぎおか