From:柳岡亮

僕の地元、北海道にある
知床での悲惨な事件が
ニュースで報道されていました。

この事件が発生した要因として
騒がれているとある
経営コンサルタントの方がいます。

まず最初に言っておきますが
僕はこの方個人に対して、とやかく言いたいから
このメルマガを書いているわけではありません。

それだけは、まず最初に
知っておいてください。

それを踏まえた上で
この経営コンサルタントは、

この事件がきかっけで
今は色んなブラックな話題が
たくさん上がっています。

赤字経営から脱却させるために
ベテランの船長をリストラしたり

経費削減のためにキレイな船を売って
ボロボロのものだけを残したり…

残った従業員は給料が安い人たち
つまり新人とか経験が浅い人たちです。

もちろん船の管理だったり
海の状態の知識だったり経験も少ないでしょう。

赤字を無理矢理にでも
黒字にしたいからという

よくある経営コンサルタントのエゴで
今回の悲惨な事故をうんだと言っても過言ではないでしょう。

で、ソレを受け入れた社長も社長です。

この社長も自身が自分の商売を
ただの金稼ぎとかではなく

「お客さんに安全に
 知床の海の魅力を知ってもらうこと」

こんな風に定義して
自分の仕事にプライドと信念をもっていれば
こんなアドバイスを受け入れることもなかったでしょう。

でも、社長もお金のことに悩んで
とても苦しかった気持ちはわかります。

なので、そんな社長の弱みにつけ込んで
お客さんのことをこの社長の商売の未来を
ちゃんと考えていれば、

そもそもこんな結果にはならなかったかもしれません。

この話しを聞いて
僕自身も反面教師として
絶対に自分はやってはいけないと思ったし

このような経営コンサルタントを
この世から排除していかなければいけないなと
心底思いました。

で、この方がやったことが
良いのか悪いのか…
ということは置いといて

少なくとも、
この経営コンサルタントが入ったことによって
ずっと赤字だった会社自体は
黒字になっていった事実はありました。

だから、結果だけ見れば
この経営コンサルタントは凄腕に見えるワケです。

先日の知床のような事件が起こるまでは…。

そして、
ネット上では色んな話しや見解がありますが
何が真実なのかは僕には分かりません。

だからこの件に関して
僕にはどうこう言う権利は何もないわけです。

で、僕があなたに伝えたいのはココから。

こういう業界の
スーパースターや芸能人なんかも

「浮気報道」のようなゴシップで

コレまで、ヒーロー扱いされていたのに
そこから一転してどん底みたいになりますが、

まぁ彼らもあなたと同じ1人の人間なので
こういった過ちも時にはしてしまうでしょう。

ですがそうなっては、
これまで積み上げてきたものも崩れ去り

そこからは、もうヒーローでは
なくなってしまうでしょう。

しかし、残念なことに
それでも無数の若い人たちは
彼らのことをまだヒーローだと思っています。

オーラがあるとか、話が上手とか、
この人が売れば完売するとかいって
その人をヒーロー視するべきではありません。

このような人並み外れた能力と同じくらい、
アルコール、性的な素行不良や暴力で、

その地位やお金、時間を
浪費してしまうような悪癖を持っている人も
少なくありません。

わざわざこのような有名人たちを
ヒーローとしなくても

僕らのまわりには
「本物」のヒーローたちがたくさんいます。

たとえば昨日、
保育園に息子を迎えにいったときに
息子の同級生の母親と少し話しました。

この方は
二人の子どもを抱えて離婚をした
シングルマザーの人です。

高卒で
売りモノになる仕事のスキルが
限られているので、

パートやアルバイトを
いくつも掛け持ちをしていると
前に聞いたことを思い出しました。

2人の子どもを育てつつ、

「私も学校へ戻って勉強し直したいので、
 そのお金も貯めているんです」

と笑って話していました。

僕がたまたま玄関でバッタリ会って
あれこれと僕が尋ねて、

色々質問してはじめて、
このようなことを話してくれました。

彼女は、いつもニコニコしていて
不平不満も泣き言もこぼさずに、
僕に同情を求めることもありませんでした。

「本物」のヒーローなんです。

さらに、以前
車椅子の男性に出会いました。

その時は、東京に出張に行っていて
ホテルから出かけるときでした。

僕のホテルの前の駐車場で
駐車係が車を受け取ろうとしていた男性です。

駐車係のスタッフとは
顔見知りみたいな感じで、

その男性は身体を持ち上げて
車椅子から車の中へ身体を移動させながら、
スタッフと冗談をいいながら笑っていました。

そして、その駐車係のスタッフは
僕の車を取りにいってくれました。

僕はその男性のところに近づいていき

「お手伝いしましょうか?」

と声をかけました。

すると、こんな返事がかえってきました。

「ありがとうございます。でも大丈夫です。
 20年前からずっと自分でやっているんです。
 自分でやれるって、本当にありがたいこと
 だと思っているんです。」

そう言い終わった後、

彼は慣れた手付きで
片手で車椅子をたたむと、

グイッと引っ張り上げて
自分の後ろ側に載せて
器用に後部座席の隅に押し込むと、

ニコッと笑って僕におじぎをして
さっそうと車で走り去っていきました。

この方も、自分の障がいに
泣き言も同情を求めることもせず
自分の可能性を自分で開拓しています。

彼も「本当」のヒーローなんです。

このような話しをするとキリがありませんが
こうした人たちのそれぞれの人生が、

もし他から見て最悪の状況だったとしても、

前向きな姿勢と「行動」が大きな違いを
生み出すということを僕に教えてくれました。

新しいことに挑戦するのは誰だってこわい!

今のままではうまくいかない、

この新しいことならうまくいくかもしれない
でもまたうまくいかなかったらどうしよう…

でも、世の中にはあなたと同じ商売で
うまくいっている人がいます。

世の中には、集客できない、売れない、
リピートしてもらえないビジネスは
ひとつもありません。

じゃぁなんで「挑戦するのはこわい」と
思っているのかでしょうか?

実は、みんな最初はそうなんです。

誰だって最初は、はじめてなのでこわいです。

僕は幸せなことに、
収入の三分の一は
文章を書く仕事で得ています。

しかし、学生の頃の僕は
先生から「文章力が弱いね」と
言われていました。

それなのにも関わらず、
今、文章を書く仕事をしているだなんて、
いったい誰が予想できたでしょうか?

なので、
とにかく大きく考えましょう!

自分の可能性を自分で
きめつけるのは今日でやめましょう。

僕も大人になるにつれて
文章を書くのもマシにはなってきたものの

今日でもなお、
文法がめちゃくちゃな文章を書いてしまったり
間違った言い回しをして
たくさんの読者の前で
恥ずかしい思いをするかもしれません。

このような人間が
文章でセールスをしたりする仕事を選んだのは
正しい判断だったんでしょうか?

文章力がないからといって
別の仕事を選んでいたとしても、
誰も僕のことを責めることはしなかったでしょう。

でも、僕はチャレンジしました。

行動しました。

ここでどんなものでもいいので、
あなたが自分が人より劣っていると
思っていることを考えてみてください。

例えば、
小さい頃に両親が離婚し、
父親の顔をほとんど覚えておらず
小学校では、それが原因で
いじめられたことあった。

とか

体のハンディキャップもあるでしょう。

事故で身体が動かなくなってしまったとか、
病気にかかってしまったとか。

字が読めない、耳が聴こえない、
言語障がいがある、何かしらの精神疾患などなど

でも、どんなハンディキャップにも
2つのストーリーがあります。

その1つは、
残念ながら最もよくあるストーリーで
そのハンディのために自分の可能性を
自分で決めてしまうストーリーです。

そして、もう1つのストーリーは
同じハンディがあるにも関わらず、

いや、場合によってはそれがあることで
これ以上ないようなスゴイことを
成し遂げてしまう人のストーリーです。

誰もが、そこでとる「行動」によって、
どちらかのストーリーを選んで生きています。

この話しを聞いてあなたは
どっちのストーリーを選びますか?

あなたはまだまだやれます。

ーやなぎおか

【動画はこちら】

↓↓↓

https://youtu.be/2yI3pCzTZXQ