From:柳岡亮

孫正義さんですが
日本人なら知らない人がいないと言っても
過言ではないでしょう。

そして、
ソフトバンクという会社を一言で表すなら
ズバリこうなるでしょう。

「圧倒的なスピードで
 世界のトップ企業になった会社」

それは、

「前例のないことへの挑戦をひたすら繰り返す」

こうすることで可能でした。

たとえば、1990年代には
「Yahoo!JAPAN」を設立し、

国内でいち早く検索サービスを開始しました。

2000年代には
ADSL事業に破格の料金設定で参入し、
日本国内にブロードバンドを一気に普及させました。

2008年にはiPhoneを
日本ではじめて独占販売し、

それまでガラケーが主流だった日本の
電話市場を一変させました。

さらには、
ロボットの「Pepper」も
ソフトバンクが開発しました。

このことがキッカケになり
どんどんAIとかロボットという技術が
加速していったといってもいいでしょう。

「日本企業は
 なかなかイノベーションを起こせない」

と言われる中で
なぜソフトバンクだけが
ハイスピードで革新的な事業を
展開し続けることができるのか。

その答えはシンプルです。

ソフトバンクは

許容できる範囲のリスクでできるすべてのことを
片っ端からやっているからです。

一般の人々が目にするのは、

「ADSL事業事業で500万人の顧客を獲得した」

「iPhoneを爆発的にヒットさせた」

このような大きな成功だけです。

ニュースなどで
報じられる情報だけ見れば、

ソフトバンクは
いきなり大きな目標にチャレンジして、
一気に成功をつかんだように見えます。

でも、これって大きな誤解です。

僕らが外側から見える結果は
いわば最終ゴールであり、

そこに到達するまでに
さまざまな手段や手法を試し、
小さな成功や失敗を積み上げながら、
大きなゴールへ到達するという
プロセスを経ています。

つまり、
もっとわかりやすく言えば
華やかな成功の裏で
実は、多くの事業が潰れています。

例えば、
ADSL事業では

契約件数を増やすために
日本中のさまざまなテナントで
パラソルを立ててモデムを配ったり、

目があった人には
誰かれ構わずモデムを渡したり、

別の商品とセット販売をしてみたりと、
いろいろな方法を試しました。

iPhoneの独占販売権も
いきなり獲得できたわけではありません。

その何年も前から
ソフトバンクの携帯電話とiPodを
セットで販売したり、

ソフトバンクのロゴを
iPodのイメージカラーと同じ
「白地+銀色」に変更したりと、

思いつく限りのことをして、
アップル社に対して関係を作っていました。

だからこそ、
スティーブ・ジョブズの信頼を勝ち取り、

ビジネスパートナーとして
選ばれることができました。

このように、ソフトバンクの歩みは
高リスクな大きなチャレンジのように見えて、

実は許容できる範囲の
リスクの挑戦をいくつも
積み重ねた集大成なんです。

もちろん
途中で失敗や挫折も何度もありました。

ですが、
もともと許容できる範囲のリスクで
始めたことばかりなので、

例え、失敗したとしても
大きな影響にはならず、

むしろ貴重な経験として、
次のビジネスプランに生かされます。

多くの人は、

「孫社長はすぐれた経営センスと勘で、
 次の時代に流行りそうなものを当てている。
 だから、それは普通の人にはマネできない」

と思っているのではないでしょうか。

でも、事実はそうではなく、

孫社長は失敗を繰り返しながら、
泥臭く色んな可能性を潰すためにチャレンジして
成功へと一歩ずつ確実に近づいていっていたのです。

この過程で孫社長が回し続けたのが
PDCAです。

Plan 「計画」

Do  「実行」

Check「評価」

Action「改善」

ただし、
このやり方を少しだけ工夫していました。

こう話すと
「それは孫社長だからできた」とか
そういう声が聞こえそうですが、

どんな規模であれ
SNSでキラキラ投稿をしているような人を除いた
自分が努力をして苦労をして成功している
「本物」のヒーローの共通点でもあります。

それは次の3つのことを
大切にするだけなんです。

①思いついた計画は、可能な限りすべて同時に実行する

②1日ごとの目標を決め、結果を毎日チェックして改善する

③目標も結果も、数字で管理する

これは、

「ソフトバンク三原則」

とも呼ばれています。

これを聞いたあなたは

「え?大したことやってないじゃん。」

と感じたかもしれません。

でも、この特別ではない
3つのことをPDCAに組み込んで
着実に泥臭くコツコツ積み重ねてきたことが

ソフトバンクが短期間で
世界的な企業に大躍進した秘密なのです。

この考え方は
マーケティングをやる上で
かなり重要です。

あの孫さん、でさえ
どんな小さなことも泥臭く
色んなことに挑戦しています。

そして、
これは現在進行形でもやっています。

もっと言えば日本国民が
僕らが、もっと豊かな生活ができるように
自分の人生をかけて色んな挑戦をしてくれています。

天才とも言えるような成功者が
泥臭くやってやっと成果をだしているのに

僕らのような一般人が
楽して、何も行動せずに
成功なんてできるワケがありません。

そして、失敗する原因は
「これならいける!」の判断基準が
過去の経験にもとづいているからです。

たとえば
ネットから新規客を獲得するとなったとき、

10年前にネットで成功していたコンサルタントから
こんなアドバイスをもらったとします。

「ネットからはSEOが最強です。
 だから、ブログを書きまくって
 HPを上位表示させましょう。
 ネット広告なんて難しくて、
 素人はやれませんよ。」

・・・

本当に?

ITやAIが発達して誰でもLPが
自分で作れるようになってたり
広告もAIが勝手に最適化してくれる時代です。

そして、そもそも
SEOで上位表示されている記事を検索してみると
ほぼまとめサイトとかです。

しかも
記事の中身も薄っぺらいのばかり。

調べたいことがあっても
SEOの上位表示テクニックに頼った記事なので
本当の意味で僕らユーザー側を考えた記事はありません。

そして、
もしSEOで上位表示された
記事がまとめサイトに載ったからといって
ネットから集客できるんでしょうか?

僕の答えは完全にNO!

HPで集客するには
そもそも売れるHPにしなきゃいけないですし、

ブログも行動してもらうような文章を書いたり
動線をちゃんとつくらないといけません。

でもまぁ
この辺は賛否両論があると思います。

なので、僕は言い争いする気もないので
あなたがSEOでいく!SNSがいい!
と判断されるなら僕はとめません。

ほんとにその商売で
食っていきたいなら

何がホントで何がウソなのか
何が本質なのか、

これをちゃんと判断してください。

決めるのはあなたです。

行動するのも、

挑戦するのも、

諦めるのも、

あなた次第です。

コンサルタントは権威が大事とか
そんな話しもありますが、

僕は泥臭くこれからも
色んなことに新しいことに
挑戦していきます。

自分が未経験のジャンルにも
どんどん挑戦していきます。

なぜなら、
どんなに権威があるコンサルタントでも
自分で行動せずに、ピカピカのスーツを着て
口だけでサポートする人よりも

お客さんと一緒に
あーだこーだ言いながら泥臭くても
一緒に行動してチャレンジして
目標を達成できるコンサルタントのほうが
カッコいいと思っているからです。

あなたは
孫さんのように泥臭くなれますか?

僕は、泥臭くチャレンジします。

ーやなぎおか

【動画はこちら】

↓↓↓

https://youtu.be/tL59WwYS2bg