From:柳岡亮

人間が成長していくのには
成長曲線というものがあります。

これはどういうことかというと
人が成長する時、徐々にまっすぐ
上達することはないんですね。

だんだんとうまくなるのではなくて、
やり続けて結果の出ない時が続いて、
あるときコップの水が溢れるように
急に出来るようになるのです。

面白いことに、この成長曲線は
どんなことにも当てはまります。

出来るようになったことというのは、
出来るようになった後で気がつきます。

あるときふと、
「あれ?できるぞ…?」
とこのようにあ出来るようになっている
自分に気がつくのです。

この出来るようになる瞬間を超えるまでは
成長している実感はまったくありません。

この期間は成長を感じることが出来ないので、
途中で苦しくなって行動し続けることが
出来なくなります。

ですが、成果というのは
1日、1ヶ月では出ないのは当たり前。

やり続けることが大前提なんです。

成果を出せる人は、
その苦しいところを乗り越えて
やり続けたから成果が出ているだけなのです。

だから、
いつまで経っても出来るようにならないな…
上手くいかないな…

このように思って、
途中で諦めてはいけません。

段々上手になってきたなと
実感しながら日々成長するということは
出来ないようになっているんです。

やり続けてさえいれば
明日、出来るようになっていたかも
しれないのです。

自分の駆け出しからのことや
コンサルとして、マーケターとして
プロデューサーとして、

たくさんの社長や企業、従業員、
コンサル、ライターの方を見てきて、
成果を出した人の共通点は、シンプルです。

言われたことを言われた通りに
愚直にコツコツやり続けただけなんです。

成果が出る人と、出ない人の差は
積み重ねの差だけなんです。

何か単発でこれをやったら
成果が出たということはないんです。

成果を出しているマーケターは、
すべての思考を張り巡らし、
やる順番を決めているに過ぎません。

つまり、考えられることを全てやるんです。

「マーケティングは可能性を潰すこと。」

僕の師の言葉です。

結局のところ、毎日の積み重ね、
毎日、可能性を潰していくことを
コツコツやっているんです。

これさえやれば上手いく、、、
ということを見つけてやりたいと思っても、
そういうものはないのが現実のマーケティングです。

そして毎日やり続けるためには、
あなた自身が毎日やれるルールを
設定するようにしることをオススメします。

1日で終わらせようとするから、
一気に片付けようとするから、
その後継続して続けることが出来なくなります。

有名な海外の作家さんは、
1日1500単語分しか本を書かないそうです。

どんなに気分がのっていようと
1500単語以上は絶対に書かないようにしているんです。

なぜなら、1日頑張ればいいのではなく
毎日、一定のチカラでパフォーマンスで
コツコツ積いあげていくことが
ベストセラーを書き上げる最大のポイントだからと
彼女は言っています。

大きな一歩を踏み出せば
その一歩で大きく成長すると考えているから
その一歩が踏み出せなくなるのです。

一歩目が大きすぎて
二歩目を踏み出すときにしんどすぎて
やめてしまうんです。

たとえば、筋トレをやるとして
1日1000回腹筋をやったとして
次の日に腹筋がバキバキに割れるかというと
そうじゃないですよね。

むしろ、筋肉痛がひどすぎて
布団から出られなくなって
日常生活に支障をきたして、

それっきりやらない…
というパターンが多いのです。
(1000回は大袈裟かもしれません)

こうやって聞くと
そんなこと当たり前のことなんですが、
このことを自分でやってしまっている方が
僕の回りでは、本当に多いんですね。

そして、よく一つの事に
1万時間を費やせばプロになれる。

という言葉は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

1万時間というのは、
1日9時間やったとして、
365日やり続けても3年がかかる計算です。

このことからわかるように
プロになるのに、自分が思い描くような
成果を出すのに必要なのは、
愚直にやり続ける「忍耐」なんです。

必要なのは愚直にやり続ける「忍耐」。

それの原動力になるのは、
ワクワクするかどうか、
情熱がもてるかどうかです。

あなたは、今やっていること
ワクワクしていますか?
情熱がもてていますか?

それらがあるなら、
あとは継続していくだけで
必ず成果が出せるでしょう。

ワクワクしないなら、
情熱が持てないなら、
それはあなたには向いていないのかもしれません。

人生の時間が増えることはないです。

どうせ、挑戦するなら
自分がワクワクすること、
情熱が持てることに挑戦したほうが
あなたの社長ライフを楽しめると思いませんか?

ワクワクすることは何か、
ワクワクすることはなんだったのか、
今日はこれを是非、考えみてください。

ーやなぎおか