From:柳岡亮

どこの業界でも
ネットが注目されていて
その影響もあって
サブスクが流行っています。

サブスクというと
情報を売るビジネスや
消耗品を売るビジネスが主流でしたが
2019年頃から飲食店にも
どんどん取り入れられ始めました。

では、
サブスクのメリットとはなんでしょうか?
結論をいうと
毎月黒字から始められる。

要するに
経費を毎月サブスクの売上から補填できるので
売上に悩むこと無くその月のビジネスを始めれる。

これが一番のメリットです。

社長からしたら
精神衛生上めちゃくちゃ良いことですよね。

ですので、
どの業界でもサブスクを導入するには
ウチの業界でどうやってサブスクを導入するのか
これを考えて欲しいんです。

一番難しいと言っても過言ではない
飲食店でもサブスクを導入できるので、
あなたのアイデア次第では、
あなたのビジネスに必ず何かしら
サブスクを導入できるはずです。

例えば、大手焼肉チェーンの牛角も
月額11,000円で食べ放題のプランが
毎日利用し放題になるという
サブスクをリリースして話題になりました。

実際、牛角の場合は
利用者が増えすぎて一般のお客さんが
入店できなくなるくらい売れてしまったため
発売2ヶ月で販売を終了するという
異常事態が起きたりもしました。

実は、僕も学生の時に
牛角で2年、他の飲食店で3年ほど
バイトをやっていたので飲食店の内部情報は
割と詳しい方だと思いますが

飲食店でサブスクなんて「無理」だというのが
飲食店での常識でもありました。

なぜなら飲食店は
そもそも利益率が高くないビジネスです。

平均的に売上の10%ぐらいが利益と
言われている業界のため
定額で使い放題されると
原価割れして利益がなくなるからです。

普通のお店で利益が10%前後。
20%超えていたらめちゃくちゃ
繁盛している店と言われるくらいですからね。

僕のように
情報や知識を売ってるビジネスの場合は
利益率が50%以上とか当たり前なことを考えると
飲食店の利益率の低さはすごく気になります。

なので、構造上
飲食店でサブスクは無理ってのが
業界の中の人の考え方でした。

ただ、
今回の牛角はちょっと特例だと思うんですが
飲食店でもサブスク導入する店がどんどん増えてきて
かなりうまくいってるお店も増えているみたいなんです。

そこで今日は、
サブスクの導入が難しいと言われている
飲食店で成功している5つの事例を紹介します。

どの事例も
とても参考になるものばかりなので
飲食店の経営をしている方や
飲食店のクライアントがいる方は必見です。

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1.焼肉屋 牛角

これは先程紹介しましたが
月額11,000円で毎日、焼き肉食べ放題が
1日1回利用できるという内容でした。

牛角の食べ放題って一番安くても
2980円とかなので月に4回行けばもとが取れます。
これは販売から2ヶ月で爆売れして
中止になったというある意味伝説のサブスクでもあります。

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2.ラーメン ばんからラーメン

月額6,800円でラーメンが毎日1杯無料です。

そして、
トッピングパスポートを300円で
クロスセルしているのがマーケティング上手。

7,100円の客単価に上げることができます。

ラーメンは1杯1,000円くらいする時代ですので
元を取るには週に2回ぐらい通わなければならない。

そこまで通うと
トッピングなんかもしたくなるので
300円でトッピングをつけれるなら
お得に感じてもらえて、トッピングパスポートも売れる。
クロスセルが本当に上手な例です。

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3カフェ コーヒーマフィア

月額3,000円で
1杯400円のコーヒーが無料で提供されます。

今は、
コロナの影響も前よりかは収まってきているので
カフェで仕事をするという人には
コーヒー飲み放題というのは嬉しいですよね。

カフェで仕事するとなると
1日8時間とかいたりします。

そうすると、
コーヒーも何杯もおかわりしたり
違うジュースとか軽食とかランチとか、、
頼むことになるので
なんだかんだ1回のカフェ代金って
割と高くなります。

そういう常連さんみたいな人にとっては
コーヒーの飲み放題というのはめちゃくちゃ魅力的です。

しかも
そのお店の常連さんになりやすいというような
ファン化という面でも効果的です。

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4.居酒屋 金の蔵

月額4,000円で飲み放題が利用し放題。

これもコロナの影響で
あまりマネ出来ないかもしれませんが
やっていることは、
お酒好きな常連さんにとっては
めちゃくちゃ飲み放題魅力的なサブスクです。

飲み放題って1回大体
1500~2000円とかのところなので
3~4回通えれば元取れます。

酒は種類によるけど
原価がほとんどかからないので
結構お店側からしても実は
利益的にも良いサブスクです。

飲むお客さんからすると
そのときの飲み代金がかからないので
高い料理を頼んだりするので
客単価が変わらなかったりします。

ですので、
これは居酒屋なら導入してもらいたい
サブスクの1つでもあります。

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5.サーティーワン

月額5,980円で毎日アイス1個無料です。
毎日アイス食べるならお得です。

これもアイスが好きなファンを囲い込めるような
ファン化サブスクでもあります。

帰り道にサーティーワンとかあるなら
好きな人にはたまらないサブスクですよね。

などなど、
やっぱり飲食店でもサブスクで
利益をあげているところも増えています。

ですので、
どうやって自分のビジネスでサブスクを
導入できるか考えてもらう。

その業界でやってなければ
それだけで一人勝ちできるので
やるだけでいいみたいなこともあります。

しかも、ぶっちゃけ
サブスクは、利用する人は
全体の2割くらいです。

フィットネスジムが良い例です。
ジムが人が一杯で使えないなんてことないですよね。

なので、
実際に使うユーザーは2割くらいなので
使われすぎたらどうしよう、、、
という心配は意外と大丈夫だったりします。

やってみて売れ過ぎたら
牛角のように話題になって
メディアで取り上げられるかもしれません。

どっちに転んでも
やる価値はありますよね。

一番サブスクが難しいと言われている
飲食系でもこれだけ成功事例があるので
あなたのビジネスでどうやるか
是非考えてみてください。

ー柳岡亮