From:柳岡亮

雪見だいふくと言えば、
僕が子どもの頃からもあるし、
それ以前からもずっと販売されている
大人気のアイスです。

僕の家族も大好きで
一時期は、雪見だいふくに
ハマりまくっていました。

30年、40年と
売れ続けているアイスなわけです。

他に、雪見だいふくと同じくらい
長い期間売れ続けているアイスは
ガリガリ君、ピノぐらいじゃないでしょうか。

これはアイスだけには限らず
お菓子とかもそうですが、
ほとんどの商品は廃盤になって消えていきます。

(カールが消えていったというのも
 まだ記憶に新しいのではないでしょうか。)

だけれども、雪見だいふくは
年間100億円もの売上をだしている。

なぜ、このように30年、40年もの
長い間ロングヒットしているのでしょうか。

ここにはやっぱり秘密があります。

その秘密を明かしていく!というのが
今日のテーマです。

実は、雪見だいふくは

「人が逆らうことのできない
 心理トリガーを巧妙に使っている」

からこんなにも
ロングヒットし続けているんです。

しかも、巧妙に巧みに使っているから
僕らというのは雪見だいふくの
心理マーケティングに全く気づくこともなく
買ってしまっているということなんです。

この方法を知って
あなたのビジネスに取り入れることができれば

1つの商品を長い間
ずっと売り続けることもできますし、

短期的にその商品を
一気に売ることもできるようになりますし、

売っていたけれども、
売れなくなってきた商品を
またヒットさせることも出来るようになります。

この方法について
詳しく解説していきますね。

この秘訣ですが…

一言で言うと
『New』です。

雪見だいふくを
ちょっと研究してほしいんですが、

雪見だいふくは、
季節限定の味が定期的に発売されています。

定期的に季節限定の商品を出したときに
雪見だいふくは必ず『New』をつけています。

「New〇〇味」みたいな感じです。

季節限定の味を売るときに
Newをつけて、新しいものだよ。
ということをアピっているんですね。

じゃぁ、なんでこれが
効果的なのかというと

人はそもそも新しいものが大好きです。
Newとか新商品と言われると
気になってしまう性質があります。

雪見だいふくの通常の味は
ずっと昔から売られているから
この通常の味を「New」とかは
なかなか言えないわけです。

もしこれを
「New雪見だいふく」と言ったとしても

お客さんから見ると
「いやいや、何回もNew言ってるけど
 結局、同じ雪見だいふくでしょ」

と言われて反応してもらえなくなります。

なので、むやみに
「New」をつければいいかというと
そういうわけではないんです。

だから、
雪見だいふくを売っている会社は

季節限定の味を出して、
それを「New」と言っているんです。

これをやることによって、
雪見だいふくを常に新しいモノと
お客さんに見せ続けることができているです。

で、ココからがポイント。
マーケティング思考スイッチをONにしてください。
(凸 ← ポチッとな)

僕らがこのノウハウをどうやって使うのか?

そもそもなんですが、
1つの商品がずっと売れ続けることはないんです。

必ずどこかのタイミング売れなくなります。

なので、例えば
売れなくなってきたタイミングで
パッケージの内容を変えてみる。

中身は同じなんだけど
パッケージをリニューアルすることで
「New」とみせて新しいものとして売るとか。

あるいは、
「名称を変える」のもありです。

新名称にしましたということで
中身は同じだけど、名前が変わったことで
「New」としてみせたり。

こういう感じで使うのが
我々が「New」を使うのに
再現性が高い方法かなと感じます。

雪見だいふくのように物販をやられているなら
食べ物なら季節限定の味をだしたりすると
もうこのままマネできますよね。

そして、実はこのやり方って
色んな飲食店が実はすでにやっているんです。

大手と言われている飲食店は
必ずこの方法を取り入れていたりします。

それが何かというと
【季節限定の新商品】これを
必ず4シーズン出しています。

細かくやっているとこなら
季節限定の商品が途切れないようにやってます。

デニーズとかを
思い浮かべてもらうとわかるんですが

必ず何かしらの新商品のフェアをやっています。

なぜなら、新商品とか新しいものというのが
人間の強い心理トリガーになっているからなんです。

なので、この「New」というのは
今ここで聞いたあなたは

「なんだそんなことかよ」

って思うかもしれませんが、
これを意図的に使えているか?
と聞かれると、ほとんどの社長が
意図的には使えていないと思います。

知識としては持っているけれども
全然活用できていないというのが
この方法なんです。

しかもこれ、言ってみれば
『New』ってつけるだけだったりします。

なのでこれをやるときは
どうやって「New」をつけるか?

ということを考えるので
後付で考えるんですね。

雪見だいふくを売っていて
売れなくなってきたから
新しい味を開発しようか…

じゃなくて、

雪見だいふくをずっと売り続けるために
定期的に新商品を出し続けているということです。

つまり、このアイデアを活かすために
『New』を使うためにはどうするか?

この順番で考えなければいけません。

Newをつけて売ろう!ではなく、

『New』を使って
商品を売れ続けるようにするために
何を「New」にするのか?

という考え方が必要です。

この考え方ができると
自分のビジネスで何にNewをつかって売るには
何ができるのか?

これを考えてもらえると
色んなアイデアが湧いてくると思います。

これは、とてもパワフルな販売方法なので
ぜひマネしてロングセラー商品を
生み出していってください。

ーやなぎおか