あなたの代わりがいる限り、
あなたの価値があがることはない。
ホリエモンが以前
寿司屋の修行なんて意味がない
とツイートして炎上していたが、
ぼくはこの意見と同じだ。
修行、下積みと同じように
「1つの仕事を定年まで全うするのが正しい」
というら幻想にとらわれてる人も多い。
多くのビジネスパーソンは
「営業」「経理」「エンジニア」など
たった1つの肩書きで仕事人生を終える。
「多様化」により、
あらゆる産業の壁がなくなっていく現代に、
これではあなたの価値はあがることはなく、
その他大勢に埋もれてしまう。
いくらでも代わりがいる存在であれば、
給料も報酬もあがることはないだろう。
ダイヤモンドや金が、
なぜ価値があるのか?
それは美しいからではなく、
珍しいからだ。
元リクルートの
藤原和博さんが提唱している
「レアカードになる方法」を紹介しよう。
まず、一つのことに
1万時間取り組めば誰でも
「100人に1人」の人財になれる。
1万時間というのは、
1日6時間やったと考えて5年。
5年1つの仕事を集中してやれば、
その分野に長けた人財になれる。
ここで軸足を変えて、
別の分野に1万時間取り組めば
何が起こるだろうか?
「100人に1人」×「100人に1人」
の掛け算よって「1万人に1人」の人財になれる。
これだけでも貴重な人財だ。
さらに、飽きずに
全く別の分野にもう1万時間取り組めば
「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」
の人財が誕生する。
ここまですれば、
あなたの価値と報酬は驚くほどあがる。
会社員として、
これまで営業の仕事を1万時間やってきた。
経理の仕事を1万時間やってきた。
こういう人は、
すでに「100人に1人」の人財だ。
しかし、このままでは「ただの人」だ。
ここで、違う肩書きに着替えることで、
あなたの価値は「100人に1人」から
「100万人に1人」まで高められる。
肩書きを掛け算することで、
あなたはレアな存在になり、
結果的に価値が上がる。
仕事を掛け算ふるとき、
似通ったワラジ同士より遠く離れたワラジを
掛け合わせたほうが、そのレア度は上がる。
僕の活動や肩書きを思いつくままに
列挙するだけでも、
「起業家×コンサルタント×セールスライター×マーケティングプロデューサー×サッカーコーチ×Youtuber×作家×ゲームコーチ×美容室プロデューサー×オンラインサロン主催者×電力会社勤務経験者×店舗集客代行×広告代理店×DM戦略家×中小企業集客支援会主催者×セールスファネル構築者×プログラマー×…….」
など、僕でさえ数え切れないほどある。
すべてを1万時間やっているわけではないが、
さっきの理論で言えば、
数千億分の1の人財になるはずだ。
僕の代わりをしてくれる人は、
どこにもいない。
だから、おもしろい仕事が
あちこちから舞い込んでくる。
僕の場合は、
仕事と遊びの境界線などなく、
ワクワクすることに
次から次へと飛びついた結果、
無数のワラジを
同時に履く生きた方になっていった。
僕が普段関わっている人の業界は、
見事にバラバラである。
もはや業界ごとの壁は
崩壊していると言ってもいいだろう。
「この肩書きで一生食っていく」
などと言っている人は、
自分のキャパシティを狭めているだけだと思う。
肩書きが1つしかない名刺は捨てて、
あなたのレア度をあげるために
3つ以上の肩書きを手に入れよう。
欲しい肩書きを紙に書いてみよう。
1万時間を捻出ふるための
具体的な計画を立ててみよう。
僕らはみんな神からもらった才能がある。
それをいかすためには、
掛け算が必要だ。
僕らは一人一人が特別な存在だ。
柳岡亮
PS.
忘れないでください。
僕らは、僕らが目指す成功まで
あとチャレンジ1回のところまで
きてるということを。