From:柳岡亮

「コツは掴もうとして掴めるものではない」

これはダン・ケネディの言葉です。

『インスピレーションが
 いかに過大評価されているか。
 
 多くの起業家は、延々とインスピレーションが
 沸くのを待つという麻痺状態にあるか、
 
 たまたま飛び出して来た最初のアイディアをもとに、
 性急にライアイディアに飛びつくか、
 このいずれかの形で間違いを犯している。
 
 いずれの場合も、欠けているのは「労力」だ。』

このように言ってくれている。
ただ単にこれだけの話しなのだ。

すでに成果を出している社長と、
何をやってもうまくいかない社長の違いは
たった一つこれだけなのだ。

出来れば楽をしたい。
出来れば効率を良くしたい。
出来ればより少ない時間でビジネスを成功したい。

だからダメなのだ。甘えるなという話である。
残念ながらそんなモノはこの世に存在しない。

ダイレクトマーケティングを勉強しているあなたなら
知っているであろうダイレクト出版の
小川忠洋さんや寺本隆裕さんも、
あの立場になっても未だにとんでもない勉強量だ。

その人たちが戦っている市場なのに、
労力を使いたくないというのが通用するわけがない。

ここを覚悟した人から、
成果が出て次のステージに行けるのだ。

だから、心の中のどこかで、
「ちょっとでも楽をしたい」、
「何か抜け道があるはずだ」、
「コツを掴みたい」

このように思えば、その時点で負けが決まっている。

コツは掴もうとして掴めるものではないのだ。

一生懸命努力した結果、
ある日「あぁ、これがコツか!」と分かるもの。

最初から掴めにいける「コツ」はない。
それは「コツ」ではない。

成果を出している人は
ムダなことをしている。

コアとなるところだけをやろうとしても
ムダがないから使えない。

周辺情報が入ってはじめてそれが生きてくる。

ムダなことをするから
「ひょっとするとこの辺かな?」と
感覚的に分かるようになる。

最短で行おうとするから
地に足がつかなくなるのだ。

ムダと思えることを
やり続けた人にしかその日は来ない。

リサーチのやり方が分からないというのも、
ムダなことをしたくないという気持ちの表れ。

効率よく学んだことは
何の力にもなっていない。

すべてが脆くなるだけです。
効率良くやりたいと思うのはよく分かるが、
それを諦めた瞬間に成果は出るようになる。

欠けているのは「労力」だ。
重要なのは「正しい」「労力」
重要なのは「正しい労力」だ。

特別なことではなく、
当たり前のことを「愚直」に「やり続ける」
ただこれだけなのだ。

これが、
成果を出せるようになるのか、
成果を出せないのか、
の分かれ目と私は考えています。

お客さんに伝えたいメッセージがある時は、
まとめて伝えるのではなく、

「分けて」、「単純」、「明確」かつ
「具体的」に伝えればいいだけ。

コンテンツや広告を作成するのも、
分けて作れば「単純」「明確」かつ
「具体的」にするのは簡単でになる。

ーやなぎおか