From:柳岡亮
ほとんどの人は、
原因を変えずに結果だけを変えようとする。
物事は原因があって、
結果があるのだ。
結果には、
それを生み出している原因が必ずある。
そして、
原因を作り出しているのは考え方。
そもそも考え方が変わらないと
行動というのは同じことを繰り返す。
考え方、
マインドセットがあって、
それで行動するのだ。
行動すると結果が起こります。
そしてまた、
結果から生まれる考え方に
基づいて行動を起こす。
誰もがこのサイクルで動いているはず。
人から何かを教わる時、
アドバイスを受けるというのも同じだ。
考え方があって、自分で行動、
つまり自分で行動して、
そしてアドバイスという結果があって、
また考えて書くということの繰り返し。
そう考えると、
アドバイスで「ここが良くないですよ」と言われて、
指摘通り直すだけでは、
力にはなってないのだ。
考え方が変わらないと永遠に、
同じ間違いを繰り返すことになる。
私が社長にコンサルをする時は、
出来る限り考え方が変わるような
コンサルをしているつもりです。
技術的なことではなく、
あなたのビジネスはこういうふうに感じます
というように、
私はただ売上アップや集客をする
コンサルのサポートではなく、
ビジネス自体、お客さんにとって
どんな価値を提供できるのかの部分を
気づきを与えるようにしています。
そうやってクライアントがどう感じるか、
お客さんがどう感じるかを
伝えることで考え方を変えて欲しいのだ。
それはなぜかというと、
セールスライティングというスキルを学ぶと、
一番最初に陥る思考は、
人を操れるという過信だからだ。
正直にいうと私もなった。
だからこの気持が分かる。
でも、人を操って商品を売ろうとすると
そんなメッセージで集まってくるお客さんに、
いいお客さんはいないのだ。
いいお客さんを集めたければ、
こちらの誠意、思いが伝わり、
自分もこの人を信じて任せてみよう
という気持ちになるメッセージが必要なのだ。
テクニックに走ると
どうしても感情などを煽った
うさんくさいメッセージになってしまう。
商品を販売するメッセージを書く時に
フォーカスをあてるのは
ライティングスキルではない。
ライティングスキルというのは
ルールの話でしかないのだ。
ライティングスキルが
売れるメッセージを書かせてくれるわけではない。
このメッセージを受け取った時に
お客さんはどう感じるだろう、
ということにフォーカスすべき。
どう言われるかというのは
意味がないのだ。
発言には意味がない。
発言は結果としての行動なので、
考え方にフォーカスを当て、
お客さんとやり取りしないといけない。
発言の表面を見ても仕方がないのです。
考え方にフォーカスしよう。
ーやなぎおか