From:柳岡亮

新しい挑戦は少しずつは出来ない。
飛び込む時は覚悟を決めて一気にいくしかない。

出来るようになってからやろう
と思っても出来るようになる日はこない。

出来ないからやらない、
やらないからいつまでたっても
出来るようにならないものだ。

すべての準備が整ってからでないと
スタート出来ないと思っていると、
永遠にスタートを切ることも出来ないのと一緒。

僕のところに学びに来る人で
「まだよく分からないので、
 今はやめておきます」という人がいる。

やらないと分かるようにならないのに、
分かるようになったらやろうとしても、
いつまでたっても出来ないのだ。

だからやると決めて、
一気に飛び込んでみるしかない。

飛び込んでみて痛い目に遭いながら
それではじめてやれるようになっていくのだ。

すべては急にやって来くる。

その人に準備が出来た時に
大いなる何かがおりてきてくれる。

その時が来たら、
覚悟を決めて一気に飛び込むしかないのだ。

以前テレビで
アメリカ横断ウルトラクイズという番組があった。
(今もやっているのかな?)

その中でクイズの答えを○か×かで決めて、
○か×が書かれた入口に向かって突っ込んでいく。

○であれば無事通過。
×であれば泥の中という感じ。

これと同じで、
どっちにするか覚悟を決めたら
一気に飛び込むしかないのだ。

小学生くらいの時に、
プールに入る時、
ちょっとずつ体に水をかけながら
入ったことがあるでしょう。

手で水をちょっとすくっては、
体にかけ、次にあしの先をちょっと入れて
水温を確かめ、

また足を引っ込めて、
心臓から遠いところから順番に
水をかけて徐々に慣らしていき、

いざ入る時も、
壁につかまり徐々に徐々に入っていく…。

ビジネスで新しい事業をたちあげたり
新しい挑戦をする場合は

こういうやり方は
絶対出来ないようになってる。

リスクをちょっとずつ確認しながら、
大怪我をしないように挑戦することは
出来ないようになっているのだ。

ある日突然チャンスが来たら、
意を決して「エイッ」と飛び込むしかないのだ。

怖いけれどもそれをやらない限り、
次のステージへのスタートは
切れないようになっている。

そして、
思い切って飛び込んでみると
意外に出来たりするもの。

リスクがあるから
徐々に慣らしながらやりたいと思っていると
いつまでたってもスタートが切れない。

チャンスがきたと思ったら
まずは一気に飛び込んでみて
実際にやってみることが、
成功する最短・最良の方法なのだ。

自分にピッタリの方法を
いつまでも探してもそれを見つけられる日は
永遠にこないのだ。

ーやなぎおか