From:柳岡亮

ほとんどの人は
学校を卒業すると就職するが、
会社に入ると、普通は
その月から給料をもらうことが出来る。

でも、自分で起業したとすると、
自分の給料は自分で働いて稼ぐしかないのだ。

5万円しか稼げなかったのに
20万円の収入が入る…
ということはありえない。

だが、会社員は違う。
初任給20万円の会社に入れば、
新人が全く利益を出していなくても
20万円の給料を貰うことができる。

ここが社長と従業員の
大きな価値観の違いでもある。

何年か経ってようやく
会社に利益を出せるようになった頃に
恩知らずなことをして辞める人がいる。

その場合、辞めたその人は
その会社に借金をしたままということ。

借金したままなので、
利子が貯まって
どんどん人生が苦しくなるのだ。

社長目線だとせっかく育ったのに
それで辞められる、独立されるのは
精神的にもかなりきつい。

でも、そんな従業員は
いなくなったほうが良いということが
ほとんどなので安心していただきたい。

むしろ、自分に合わない人が
むこうから勝手に辞めてくれたのだから
こちらにとっては好都合なのだ。

そして、不思議なことに
どんなに優秀な「従業員」が辞めても
仕事は回るのだ。

もちろん、辞めた3ヶ月ぐらいは
忙しくはなるだろうが、
それでも仕事が回せなくて困る…
なんていうことは起こらない。

なぜなら、辞めたのは
従業員にすぎないからだ。

そして、
こちらの恩を仇で返すような形で
独立していった従業員で成功した人を
僕は見たことがない。

世の中は結局の所
人間性で仕事が回っているのだ。

一瞬は稼げたとしても
人のおこぼれや相手から楽して稼ぐことだけを
考えている人は、同じ属性の人を引き寄せるので
お互いに足を引っ張り合うのがほとんど。

だから、もう関わらないように
放っておけばいいのだ。

今、苦しい思いをしていたとしても
諦めずに挑戦し続ければ
必ずチャンスはやってくる。

そのチャンスを掴むためにも
チャンスに気がつくためにも

今、目の前のことに全力で取り組むだけ。
このシンプルなことをやればいいのだ。

目の前のことに全力で取り組めない人が、
未来のことに全力で取り組めるだろうか?

やらなければいけないこと、
やりたいけどやれないこと、
たくさんあると思う。

でも、今何をすべきなのか?
これを常に「今」考えて
今考えられる最優先のことにフォーカスして
今日も全力で取り組んでいこう。

ーやなぎおか