From:柳岡亮

小さい子供は感情をストレートに表現する。

うれしい時は笑い、
悲しい時は泣き、
気に入らなければ怒る。

それが成長するにつれて、
社会に出て共同生活を行ううえで、

自分の感情を出すことは良くないことだ。
と教えられ、感情を抑えることを学んでいく。

言葉にすれば行動する。
なので、感情に言葉を与えてみよう。

「苦しい」、「辛い」、「情けない」と感じた時に、
「変わりたい」と言葉にしないと変われないのだ。

言葉にして発言しないと逃げられる。

「苦しい」、「辛い」という感情を
言葉にしないから我慢が出来るのだ。
許せてしまうのだ。

その辛い自分を、
「なあなあ」に生きている自分を許してしまって、
キャリアを変えようとしないのだ。

感情に言葉を与える習慣というのが必要。

思ったことを頭で考えるだけだと
すぐに忘れて流れて消えていく。

頭で考えたことに
言葉を与えていくのだ。

例えば、誰でもすぐに始めれるのが
日記をつけるということ。
これを最初にやるのがオススメ。

結果には強力な引力があるので、
考え方がすぐに戻ってしまう。

それと反対に結果は
すぐには変わらないので、
感情に言葉を与え続けないと
すぐに戻ってしまう。

自分の感情を言葉に出来ないのは、
自分の感情を感じていないから。

自分の感情を話してくださいと言うと、
多くの人は「感情」ではなく、
「事象」の話をしてしまう。

自分の感情を感じることが出来ないのは、
自分が主人公になっているからだ。

今の自分になっていると
感情を感じる余裕がないから感じれないのだ。

すぐには出来ないかもしれないが、
自分を観察する自分になってみると、
正しい判断が出来るようになる。

今の自分になると主観でしかないので、
自分の感情を相手に押し付けてしまう。

自分が自分の観察者になることで、
自分を俯瞰することができるようになるので
感情を感じることが出来るようになるのだ。

そうすることで、
物事に動じない自分が生まれる。

自分になっていると、
不安な時、不安から逃げる判断をしてしまう。

そうすると、平常心がないので、
間違った判断をしてしまうのだ。

そして、
自分の感情が分かるようになってくると、
次は相手の感情を感じることが出来るようなる。

だが、先ほどの、
自分の感情に言葉を与えて、
自分の感情を自分で分かるようになっていないと、
他人の感情は絶対に分からない。

マーケティングは、顧客理解。
つまり、相手の感情をわかるようになること。

ビジネスを安定成長させていくには
マーケティングは不可欠であるのは
もう言うまでもないと思う。

マーケティングをやれるようになるには
まずはしっかりと自分の感情を
感じられるようになってみよう。

ーやなぎおか