From:柳岡亮
成果・結果にフォーカスすると
失敗が怖くなって、
その結果マインドが弱くなっていく。
そして成果・結果にフォーカスして
不安になっていくと、
言い訳を見つけやすくなるのだ。
つまり、
出来なくてもいい言い訳、
「仕方ないよね」ということを見つけ始める。
僕のチームの中でも、
出来なかった理由について
色んな言い訳をしてくる人もいるが、
それは僕にとってはなにも関係がない。
つまり、
「失敗に言葉を与えるな」ということ。
その言葉を考えるだけ、言うだけ意味がない。
その時は全力を尽くしたのであれば、
それでいいじゃないか。
失敗に言葉を与えるのは、
自分を慰めているだけで、
僕には何の関係がない。
僕はチームの中で
成果・結果のことを話すことはないし、
それどころか、
みんなが不思議に思うくらい何も言わない。
そして、ある日急に
「あの件どうなった?」と聞くのだ。
全力を出して取り組んでいれば、
そろそろ出来る頃かなと思って聞くわけだ。
トップが成果・結果にフォーカスして、
人を叱咤(しった)・激励すると、
成果・結果にフォーカスした組織が完成する。
だから僕は、成果・結果については
一切何も言わない。
言うのは、
行動というか、在り方の部分だけ。
成果・結果を気にすることすら言い訳に使える。
やるからには良い物を作らないといけない
と言う人がいりが、そんなこと誰も頼んでいない。
それで出来なければ、
今の全力でやった結果
出来なかったんだよねという話なだけ。
うまくいかなかった時に
発言でごまかそうとしないこと。
勉強しに行く行動をしないといけない。
失敗するのが怖いと思って
挑戦することをためらい、
じっとしていては、
失敗することすら出来ない。
失敗することが出来ないということは
成功することが出来ないということでもある。
分かっている範囲から出るから間違うのだ。
そのムダがあるから
本物の学びになる。
「知ってる」というのは
何の役にも立っていない。
僕の師匠は、
「マーケティングはすべて可能性のテストだ。
失敗しても、そこで終わりではなく、失敗する方法を見つけただけ。
何度失敗しても許されて、正解を見つけるまで何度でも挑戦できる。」
と言いました。
あなたも今までの人生で何度も失敗して、
その度に許されて、また挑戦して、
失敗してというのを繰り返してきたはず。
失敗せずに成功することは出来ないのだから、
早く、たくさん失敗することが
何よりも成功の鍵を握っているわけだ。
挑戦することをためらっていると
失敗すら出来ない。
それは、成功もできないと一緒のことなのだ。
ーやなぎおか