From:柳岡亮

もしあなたが自身のビジネスに
もっともっとファンを集めたいと思うのならば、
今日紹介する施策は役に立つのではないかなと思います

これから
そのファンを集める施策について話します。


が、、、


その前に1つ、
先日私が実際に体験した ある話を聞いてください。

先日、
寿司チェーンの「くら寿司」に行きました。


ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
くら寿司では5皿で1回 「ビッくらポン」という
ミニゲームができるようになっていて、
運が良ければ景品がもらえます。


「そろそろお腹いっぱいだな〜」
なんて思いながら、
お皿の枚数を数えると その時点で24枚。 

ということは、
あと1皿 注文すれば
ゲームができるということです。
 
「うーん、あと1皿、食べようか?」
 
私は少し迷いました。
 

別に、景品の消しゴムは欲しくありません。


ミニゲームをしたいという年齢だって、
とうに過ぎています。


「絶対にやらないと後悔する!」
なんて微塵も思いません。

にも かかわらず!


私は
最後の1皿を注文してしまいました。
すでに お腹いっぱいだというのに

消しゴムなんて全然欲しくないのに


きっと私以外にも 

同じような経験をしたことがある人はいると思います。


一体、なぜこんなことが起きるのでしょうか?


実は、、、
これについて、
コロンビア大学でも同様の実験が行われています。


その実験結果によると、
「人は目標が近づくほど、
 そこへたどり着くために
 より多くの努力をするようになる」とのこと。


どういうことかというと、
くら寿司で例えると 残り1皿であれば
 目標到達が近いので人は努力できてしまう。

しかし、
残り6皿と言われたら 目標到達が遠いので、
多くの人は諦めてしまうということです。


もし仮に、
くら寿司のビッくらポンが「10皿で2回」だったなら、
私は25皿目のお寿司を注文することはなかったでしょう。


くら寿司は 「5皿で1回」と目標を近くすることで、
多くのお客さんが「あと2枚、あと1枚、、、」と
予定していたよりも 多く注文することを 密かに狙っているのです。


この施策があることで
間違いなく客単価は上がっているでしょう。


くら寿司が
コロナ禍でもファンを集めてやまない理由の
1つではないかな、と私は考えています。


売り方の工夫


くら寿司は、
スシローやはま寿司、かっぱ寿司と比べて
格段に 美味しいわけではありません。

品質が優れている寿司屋さんは
きっと他にもたくさんあるでしょう。


にもかかわらず、
くら寿司はコロナ禍でも
過去最高売上を記録しています。


それは 「売り方」を工夫しているから。


それがあるからこそ 競合と大きな差をつけることに成功しているのです。


売り方を少し工夫することで、
結果が大きく変わるかもしれない。
このことをぜひ頭に入れておいてください。


もし、
あなたが良い商品・良いサービスを
持っているのであれば、
少しだけでも十分です。


売り方・伝え方を変えれば、
きっとあなたの商品も、
「大ヒット商品」に変わるかもしれません…

ー柳岡亮

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