From:柳岡亮
よくコンサルタントとか
マーケターが言う言葉でもある
『仕組み』ですが
僕自身がこの言葉を
どう考えているかというと
工場のラインのようなものと
考えています。
どういうことかというと、
最初にセットしたらAの工程に進みます。
そして、次はBの工程、Cの工程
で、自分は出来上がるところで
待っておけば完成したものが届く、、、
こんなようなものを
僕は「仕組み」と定義してます。
もっとシンプルに言えば
仕組みができれば自動化できるわけです。
ビジネスで集客という部分であれば
ある程度、自動化は出来ます。
集客が自動化できるということは
収益を上げる部分もある程度、
自動化できるということでもあります。
コンサルタントやマーケターの
一番の仕事っていうのは
このような仕組みをお客さんに提供すること
だと僕は考えています。
僕個人としては集客が簡単にできるので
チラシも結構オススメするんですが
チラシだと、仕組みとは呼べないんですね。
なぜかというと、チラシは出して
その時に50人新規集客できたよとなっても、
その場限りで終わることがほとんどです。
新規集客をチラシでしてから
リピートしてくれるにはDMを使ったり
LINEやメルマガ、ニュースレターで情報を提供したり、
などなど、
新規集客のあとにも
いろんな工程がありますよね。
なのでチラシを出しただけでは、
打ち上げ花火をだして終わるみたいなものです。
チラシを出せば、その都度
ドカンと新規集客はできるけど
その後のリピート率なんかは
別でリピート用のチラシを出したり
DMをだしたりするので
新規集客チラシ1枚では
リピート率の改善までは難しいです。
ですが、
仕組みを作って集客をやってくと
新規集客の仕組みで
38人集客できたとします。
その内の50%はリピートしてくれて
単価は8000円でした。
じゃぁ、同じように来月も
その仕組みを使って集客していこうとなっていきます。
一度仕組みを作れば、
自動で動き続けるので
来月も仕組みはそのままでいいわけです。
でも、A工程を少し改善してみたら
翌月の新規集客が79人になったとします。
そうなると、A工程の改善が
良かったという結果が分かりますよね。
リピート率は50%で
単価は8000円のままだとすると
じゃぁ次は、
「もっと伸ばせそうなので
D工程を追加しましょうか」
という感じで
工程を改善したり、追加していきます。
このような仕組みが最終的に
僕がクライアントに提供できる
最高の価値提供なのかなと思っています。
これは、どういった仕組みをつくるか
どういったビジネスモデルをつくるのか
こういった視点で見ていかなければできません。
この話しを踏まえて
一人ネイルサロンで月商300万円の
成功事例ですが
ぶっちゃけ、
一人でやってるネイルサロンで
月商300万円なんていうのは
ありえないんですよね。
というのも
ネイルサロンの平均客単価は
5000円ぐらいです。
これを月商100万円稼ぐとしたとしても
200人対応しなきゃいけません。
30日で1日7人
対応することになります。
営業時間が8時間だとしたら
1時間おきに1人対応して
しかも休みなし、、、
まず無理ですよね。
できても超ハードワーク。
しかも、施術やりながら
毎月200人も集客するなんて
時間もないから、それも無理。
月商100万円でもこんな状態になるんですが、
このネイルサロンは、その3倍の
300万円を毎月安定して稼いでいるんです。
で、何をやったのかと言うと
キャッシュポイントを変えました。
どういうことかというと、
ネイルの施術をしてお金をもらうことから
ネイルを教えるスクールにしました。
ネイルを自分でやりたい人に
やり方を教えるスクールを作ったんです。
では、なんでコレが
仕組みになったのでしょうか?
ネイルをやってる人は
自分でもネイルがやりたいから
やり方を学べるスクールにいきます。
でも、自分でできるようになったら、
サロンに来なくなる、、、
こう思ったかも知れませんが
ここが仕組みをつくるポイントになります。
ネイルを自分でやるようになったら
ネイルをやるための道具が必要になります。
ネイルスクールの受講生に
ネイルの道具を備品などを
卸すビジネスにしたんです。
自宅でネイルをやる人は、
道具とか消耗品を買います。
買う時は、そのスクールから買う
という仕組みを作ったんです。
しかも、
道具を卸すのって
そんなに手間じゃないんです。
だから、これが軌道にのっていって
月商300万円を超えれるようになりました。
あと、この人は卸しやりつつ
スクールの受講生に向けて
開業サポートもやってたりするので
そっちの収入もあって安定してます。
このようにネイルを施術だけではなく
スクールにして教える。
更に、教えるだけではなく
道具の卸しをして物販にをする。
そして、開業サポートをしていく、、、
このような形で
自分のビジネスを仕組み化して
一人ネイルサロンで大成功をおさめています。
今回の事例からもわかるように
必ずしもネットを使った仕組み
というわけではなく
オフラインの仕組みでも可能なわけです。
あとは、
あなたのビジネスにフィットする
仕組みはどんなものなのか
これがポイントになってきます。
今回の事例を参考に
あなたのビジネスで仕組み化するには
どんなことをやればいいのか
お客さんに教えて
その道具を卸すビジネスにできないか
または、
お客さんの開業サポートをするビジネスに
できないかどうか。
是非このことを考えてみてください。
ーやなぎおか