From:柳岡亮


広告における最強の言葉って、何だと思いますか?


広告の世界では、
言葉を変えることによって、
反応が変わると言われています。

数ある言葉の中で、
最強の言葉ってなんだと思いますか?

無料でしょうか?


一般的に、無料を使えば反応は上がります。
この手の話題の中では、
最強の言葉は、無料だ。と、
唱える人も少なくありません。


ですが、
全ての広告に使えるわけではありませんよね。

効果的であることは
間違いありませんが、
最も強いかと言われれば違います。


割引でしょうか?
実は、無料よりも割引の方が、
人の注意をひく力があると、
唱える人もいます。

ですが、
じゃ全商品割引にするかと言われれば、
これまた実用的ではありません。

では全ての広告で使える、最強の言葉とは?

答えは、
「あなた(YOU)」です。

諸説ありますが、
現代で生きている最高のセールスライターの1人は、
この説を唱えています。


なんで「あなた」が強いのか?


広告に「あなた」を入れることでどうなるか?
ということは、実験されています。

2つの実験があります。

1つはウィングスーツを着て
飛行する人の 映像広告を見せました。

2つの広告は、別の視点によっては作られました。


1つは、個人的な視点(主観)の広告です。
これを見ると、まるで自分がウィングスーツを着て、
飛んでいるような景色で作られています。

もう1つは、客観的な視点の広告です。
他人がウィングスーツを着て、
飛んでいる映像を眺めるような広告です。

結果はどうなったか?

個人的な視点の広告の方が注意を向けられました。


もう1つ実験を紹介しましょう。
ある釣りに関する広告です。

2つの広告を作りました。

1つは、一般的な広告。
もう1つは、「あなた」の主張を入れた
広告・お客さんの立場に立った広告です。

結果はどうなったか?

この結果も、
「あなた」を意識した広告の方が、
注意を引き出す結果となりました。

人間は「自分のことしか、考えない」

そもそも、人間は利己的な生き物です。

人は平均して60%が
自分自身の会話と言われています。

この数字がTwitterやFacebookなど、
SNSになると、
その数字が80%に跳ね上がるようです。


インスタやtwitterを見れば、
私を含めですが、
身の回りのことをシェアすると思います。

それだけ、
人間は自分の話をすることが好きな訳です
(嫌いだったら、そもそもしないですよね)。


面白い話で言うと、
人間は自分自身のことを話すと、
喜びを感じるそうです。

それだけ、
自分のことが大好きなわけです。

このような話があると、
「あなた」という言葉が強いのも、
うなずけますよね。

“あなた”を使わないと、そ もそも読んでもらえないわけです。


「あなた」という言葉を使った広告を書こう


冒頭のセールスライターも
「全ての広告文で、”あなた”をつかうべきだ」
と言っています。

ここまでの話を聞いてもらえれば、
あなた抜きの広告はあり得ないと言うのは、
わかっていただけると思います。


私が初めて広告を書いた時、
最初に受けたフィードバックも、
このことについてでした。

「広告っていうのは、
 私からあなたに書いた手紙」なんだよ。

ということを教えてもらったんです。


あなたについて書いた
広告を作りましょう。

それが、反応を上げるために必要なことです。

ー柳岡亮

【動画はコチラ】